不妊かな、と思ったら

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妊活関連
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妊活支援士はるみです。

避妊しているわけではないのに、なかなか妊娠しない。

「もしかして、不妊症なのかな…?」

そんな時、どうしたらいいのでしょうか?

まずは検査

妊娠できないのかも?と不安になったら、まずは病院で検査を受けてみましょう。

検査は「今の自分の状態を知る」ためのものです。

今の自分の状態がわかれば、次に何をするべきか、選択肢が見えてきます。

特に以下のケースは、疾患の可能性があるにもかかわらず、自分では異常でないと思っているケースです。

もし該当するようなら、きちんと検査を受けましょう。

ケースその1

「もともと生理不順で、3か月に1回くらいしか来ないから、妊娠しづらいのかも」

と思っている人は要注意!

「もともと生理不順」という段階で、すでに問題があると思ってください。

原因は、

・成長期の栄養不足による、生殖器の発達不全
・ストレスによる影響
・疾患による物理的な影響

などが考えられますが、他にも様々な原因があります。

まずは検査を受け、疾患などが原因でないか確認しましょう。

ケースその2

たまに婦人科の問診票で見かける、

「Q:生理の時の出血の量は?   1.多い 2.普通 3.少ない」

という問診。

そもそも「普通の月経の出血量」を知っていますか?

正常な場合、1回の生理で出血する量は、20~140mlだそうです。

生理用品のCMで

「多い日も安心」なんて特大サイズのナプキンなんて見ていたら、

ああ、それが普通なんだな、と思いがちだし、20~140mlなんて幅がありすぎて実感が湧かないかもしれません。

しかし、140mlを3~7日かけて出血するわけですから、1日の出血量はそこまで多くないはずです。

「多い日用」がないと無理、という人は、出血が多い原因があるのか、検査で確認しておくと安心です。

ケースその3

生理痛はありますか?

生理痛があるということは、実は健康(正常)な状態ではありません。

生理期間は鎮痛剤が手放せない、という人は、鎮痛剤で我慢することで、さらにその原因を悪化させているかもしれません。

検査ではっきりさせるのも健康になるための一歩です。

妊娠しない原因と思われるもの

妊娠しにくくなる原因は、必ずしも検査で明らかになるとは限りませんが、大きく以下に挙げるものが考えられます。

器質的なもの(先天性)

割合としては多くありませんが、遺伝などによって、器質(その臓器や組織の形態)的に問題や欠損があったり、機能不全がある場合があります。

器質的なもの(後天性)

怪我などによって、生殖器に損傷を受けたり、機能に障害が出たりする場合があります。
これも割合は多くありません。

病気などによるもの

男性の場合であれば、前立腺炎やおたふくかぜなどによる精巣炎など、女性であれば子宮内膜症や子宮筋腫など、疾病によって生殖器や妊娠率に影響が出る場合があります。

原因不明

日本産婦人科医会のホームページによると、原因不明の不妊は全体の10~25%を占めると言われています。

生活習慣やストレスと関連があると思われても、病気まで至っていない場合もあります。その場合、厳密には原因となる疾患がないので、原因不明と診断されるでしょう。

生活習慣が原因のもの

妊娠率を下げると言われている生活習慣が、
・飲酒
・喫煙
・肥満や糖尿病
・薬
など。

ホルモン分泌を乱し、男性では精子形成や射精の障害に、女性では生理不順や無排卵などを引き起こします。

ストレス

ホルモン分泌の乱れも起こしますが、血行不良によって生殖器の状態が悪くなったり、性欲減退、女性の場合は排卵が止まることもあります。

最初に取り組むこと

検査で特に治療を要する疾患が見つからなかった場合で、年齢的に余裕があるなら、不妊治療に進む前に、まずは生活習慣を見直すことをお勧めします。

余裕がない場合は、不妊治療を勧めながら、生活習慣を見直しても構いません。

生活習慣の見直し=身体の掃除

妊活の妨げになっているものを、生活からマイナスするだけで、十分に改善する場合があります。

先に挙げたような、

・飲酒
・喫煙
・肥満や糖尿病
・薬

これらは身体に必要のないもの(添加物や人工甘味料などの化学物質)で、細胞を満たします。

身体の細胞の中に、ゴミばかり溜まっていたら、いくら栄養を入れても細胞には届きません。

だからこの細胞にたまった不要なゴミを、可能な限り排除するのです。

もちろん、飲酒喫煙していても妊娠する方もいます。

でも、「なかなか妊娠できないな…」と思っているのなら、試してみる価値はありますよ。

掃除が終わったら

ゴミを排除出来たら、細胞に栄養を受け入れるスペースができるので、ここでしっかり栄養を入れていきましょう。

この時、添加物などが多く含まれるサプリメントなどをいれると、身体の負担になってしまう可能性があります。

また、人工的に合成された栄養素は、身体の中で使いづらいものもあります。

できるだけ食べ物か、食べ物から作られているサプリメントなどで栄養を摂るようにしましょう。

大事なことは

例えば検査をした結果、

器質的に妊娠が難しいとわかって、手術が必要だったり。
婦人科疾患が判明して妊活より治療を優先させなければいけなかったり。

妊活が思うように進まないこともあるかもしれません。

でもそこで一番大事なのは、健康な身体を目指すこと。

もし治療が必要になっても、自然妊娠が難しくて不妊治療を受けることになっても、身体が健康かどうかで回復具合や治療の効果は変わってきます。

いたずらにお金や時間を無駄にするのは、とてももったいないこと。

最短で、結果を出しましょう!