生理痛の原因って?

健康関連
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妊活支援士はるみです。

相談を受けられる方のお話を聞くと、「生理痛(月経痛)がひどい」ということをよく聞きます。

まれに、「生理痛はないほうです」という方もいるのですが、そういう方はよくよく伺うと「鎮痛剤でおさまっているので、大したことない」とおっしゃるのです。

あまりにも身近過ぎて、病気だという意識を持ちづらい生理痛。

しかし、鎮痛剤が必要な生理痛のことを、婦人科では「月経困難症」と言います。

生理痛があるということは、実は健康(正常)な状態ではないのです。

月経困難症

鎮痛剤がないと日常生活に支障が出るレベルの生理痛があるとき、病院では「月経困難症」と診断されます。

「月経困難症」の症状としては、月経に伴う腹痛や腰痛、頭痛、吐き気、イライラなど。
食欲不振や下痢、倦怠感などもあるので、生理と関係ない、別な病気を心配してしまうこともあるかもしれません。

「月経困難症」の原因は、大きく2種類に分けられます。

機能性月経困難症

原因と考えられるような「疾患が存在しない」もので、女性ホルモンの影響によるものと言われています。

発育不全などで子宮や卵巣が成熟していない場合や、冷えやストレスも、痛みが発生する原因として挙げられています。

以前からお話していますが、生殖器は栄養や酸素が回ってくるのが最後になるため、思春期に過度なダイエットをした場合や、偏食などで栄養が不足すると、徐々に変調をきたします。

2つの大事なポイント
妊活支援士はるみです。 ふだん、どんなものを食べていますか? どうしても食べてしまうもの、ありますか? ここまで、 ミトコンドリアがエネルギーを作っているんだよ〜❤️ そのエネルギーが、妊活を助けてくれるよ〜&#x2764...続きを読む

器質性月経困難症

原因と考えられる「疾患が存在する」ものです。

原因は良性疾患と言われる「子宮筋腫」「子宮内膜症」「子宮腺筋症」が多いようです。

女性3大良性疾患?

「子宮筋腫」「子宮内膜症」「子宮腺筋症」は、「良性疾患」と言われるもので、不妊の一因にも挙げられることがあります。

良性疾患」って、そもそもなんでしょう?

実は「良性疾患」を調べても、そのままの単語の意味を説明しているものは見つかりません。

「疾患」=「病気」、「良性」=「悪性ではない」と言い換えると、単純に「悪性ではない病気」と言うことができます。

「悪性」となると、がんや腫瘍など命に係わるレベルのものになるので、命を脅かすほどでもない疾患、という位置づけということになります。

子宮筋腫

日本産科婦人科学会のホームページでは、「子宮筋腫」の説明の冒頭に、

「子宮筋腫は珍しくない腫瘍です。」

とあります。

女性の4人に1人は持っているといわれていて、実際に婦人科を受診すると、「普通ですよ」みたいなことを言われたりするのですが、ここで安心しないでください。

4人に1人が花粉症だったら、花粉症は普通ですか?
4人に1人がうつ病だったら、うつ病は普通ですか?

どちらも、病気ですよね?

毎日たくさんの患者さんを診ているお医者様にとっては、多くの子宮筋腫持ちの一人。

でも、あなたにとって、あなたは一人です。

命に係わるものではないので、大げさに心配する必要はないのですが、

「病気である」ということは、しっかりと理解しておいてくださいね。

そうでないと、自分に無理をさせてしまう原因になります。

子宮内膜症

子宮内膜症は、本来子宮の内側にあるべき細胞が、何らかの原因であるべき場所以外で増殖してしまう病気です。

その細胞が、女性ホルモンの影響をうけ、月経周期に合わせて増殖したり、他の臓器と癒着したりして、さまざまな痛みを発生させます。

内膜の細胞がなぜ違う場所で増殖してしまうのか、原因ははっきりわかっていません。

一番多いのは骨盤内の別な場所(同じ町内って感じでしょうか)で増殖するケースですが、まれに肺やリンパ節に発生することもあります。

子宮内膜症は、以前より患者数が増えていますが、患者増加の原因として

・初潮を迎える年齢が早くなったことによる、経験する月経の回数の増加
・出産年齢の高齢化、1人当たりの出産回数の減少による月経の回数の増加

などが挙げられています。

子宮腺筋症

子宮腺筋症は、子宮内膜が子宮の壁の中で増殖する病気です。

子宮内膜が違う場所で増殖する理由が解明されていないので、こちらも原因ははっきりしていません。

原因は?

ここまで読んでくると、あれ? と思いませんか?

生理痛の原因
→疾患がない場合はホルモン分泌異常や発育不全
→疾患がある場合も、その疾患の原因は不明、女性ホルモンの影響がある

この程度のことしか、わかっていないんです。

病院でできるのは、「原因となる疾患を見つける」「異常な個所を見つける」ことです。

原因と思われる異常などが見つからなかった場合、ほとんどの場合は対症療法しかできません。

原因不明の場合、考えられるのは

・遺伝子異常などの先天的なもの
・血行不良による冷え
・栄養や酸素不足
・ストレス

遺伝性のもの以外は、子宮や卵巣が成熟するまでの食生活、生活習慣が影響している可能性が考えられます。

意外かもしれませんが、サプリメントなどで栄養をしっかり摂るようになって、生理痛がなくなった、という方も少なくないのです。

原因不明と言われた場合は、試してみる価値が大いにあります。

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ほとんどの人が、鼻血が止まるまでおとなしく休んでますよね?

生理も同じです。

生理痛はひどければ病気ですが、生理は、病気ではありません。

それでも生理中に無理をして何かする、というのは身体には負担になり、ストレスにもなります。

さらに身体の不調を増やしかねません。

あなたにとって、あなたは一人です。

できれば普段よりリラックスして過ごすように心がけてください。