あなたはミトコンドリアなしでは生きられない

ミトコンドリア
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妊活支援士はるみです。

私たちの活動エネルギーの90%は、ミトコンドリアで作られます。

そのミトコンドリアが、エネルギー生産以外にも重要なカギを握っていることを、ご存じでしたか?

エネルギー生産工場としてのミトコンドリア

私たちが酸素がないと生きていけないのは、ミトコンドリアがいるからです。

ミトコンドリアは酸素と栄養を使って、エネルギーを作り出しています。

糖質は着火剤

糖質(炭水化物など)は、それだけでもエネルギーとして使われますが、マッチの火のように瞬間的なもので終わってしまいがちです。

持久力が必要な場合は、糖質を種火として、もっと大きなエネルギーを作り出すものに火をつけなければいけません。

それが、ミトコンドリアのクエン酸回路です。

着火剤が大きな火に

クエン酸回路は、脂肪をエネルギーとして燃焼できる仕組みです。

ミトコンドリアの中にあり、私たちの活動エネルギーを作り出しています。

そのエネルギーは、単に私たちが動くためのエネルギーにと止まらず、胃腸での消化吸収や肝臓での解毒、あるいは心臓を動かしたりする私たちが意識でコントロールできるとこと以外でも、たくさん使われています。

『ミトコンドリアが増えると元気になる』と言われるのは、作り出すエネルギーの量が増えるから。

この回路が稼働するきっかけとなるのが、実は糖質です。

糖質が分解されてできた物質が、このクエン酸回路を動かす着火剤となるのです。

大きな火を維持する

きっかけを作るのは糖質から分解されたものですが、クエン酸回路自体をしっかりと動かし、エネルギーを作り出すためには、燃料となる他の栄養が必要です。

クエン酸回路自体に使われるのは、主にビタミンB群、ビタミンCなどですが、他にもミネラルなどが使われるので、バランスよく栄養が補給されることが大切です。

十分な燃料がバランスよく供給されれば、その火を燃やし続けることができます。

身体の機能を維持するミトコンドリア

細胞死をコントロールする

肌の細胞は、健康であれば28日周期で新しく生まれ変わる

身体の細胞は〇年で入れ替わる

など、よく耳にすると思いますが、普通の細胞は、定期的に死んで入れ替わるようになっています。

その細胞の死に関わるのが、実はミトコンドリアです。

皮膚でいえば、老化で細胞の入れ替わりのサイクルが遅くなると言われています。

細胞を定期的に生まれ変わらせることによって、私たちの身体は健康を維持しています。

がん細胞は健康な人でも毎日できている、という話を聞いたことはありますか?

がん細胞は、もともとは普通の細胞です。

本来は、がん細胞も自然に新しい細胞と入れ替わるのですのですが、本来死ぬべきがん細胞が生き続けてしまう原因のひとつに、ミトコンドリアの減少が指摘されています。

がん細胞には、ミトコンドリアが少ないか、ほとんどいないそうです。

つまり、細胞の死をコントロールするミトコンドリアを追い出すことで、がん細胞は生き永らえるのです。

細胞の司令塔

他にもミトコンドリアは、細胞の中で司令塔のような役割をしていて、細胞内のカルシウムイオン濃度の調節、脂質の酸化、免疫反応にも関係していることがわかってきています。

つまり細胞レベルでは、もはやミトコンドリアなしでは健康を語れないといっても、言い過ぎではないかもしれません。

エネルギー生産ラインを増やす

エネルギー生産工場であるミトコンドリアは、簡単に増やすことができ、そして簡単に減らすことができます。

ミトコンドリアを増やす

ミトコンドリアを増やすためには、

・少しきついと感じる運動をする
・寒さを感じる
・空腹を感じる

など、生命維持のためのエネルギーを必要とする状態にすることがポイントです。

必要とされれば、ミトコンドリアは俄然やる気を出し、仲間を増やします。

エネルギーを作り出す材料が十分あることも、ミトコンドリアがやる気になるポイントになります。

ミトコンドリアを減らす

上記とは逆に、

・あまり活動しない
・空腹感と関係なく食事をする

など、「必要とされていない」状況とミトコンドリアが判断すると、簡単に減少してしまいます。

エネルギー生産の材料であるビタミン類が足りない時も同様です。

パンやパスタなど、炭水化物メインの食事ばかりだと、ミトコンドリアは減少することになり、マッチの火レベルのエネルギーで活動しなければいけなくなるので、疲れやすく、体力が続かない状態になってしまうのです。

エネルギー生産ラインを増やすためには、ミトコンドリアが「必要とされている」と思う状況を作ることがひとつのポイントです。

ミトコンドリアの重さ

ミトコンドリアは、体重の10%を占めると言われています。

体重50kgの人であれば、5kgはミトコンドリアの重さということになります。

ただし、上記の増やす方法でミトコンドリアが増えれば、体重も一時的に、多少増えることになります。

ミトコンドリアにフォーカスする際は、体重の増減にあまり神経質にならずに、体形の変化などを観察しながら、長期戦で臨みましょう。

まとめ

日々の疲れが抜けにくくなっていませんか?

忙しい時こそ、摂取する栄養を意識してください。

「そんなこと考えてる余裕がない」と思ってしまうようなら、信頼できるサプリメントなどで栄養を補うことをお勧めします。

材料が足りないとミトコンドリアは減ってしまい、疲れやすくなるばかりです。

あなたを健康にしてくれる頼もしい味方、多いに越したことはありません。