生理があっても排卵があるとは限らない

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妊活関連
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妊活支援士はるみです。

「生理があれば妊娠できる」

そう思っている女性が、結構な割合でいらっしゃいます。

私自身も、以前はそう思っていました。

生理があれば排卵があるものだと思っていたのです。

しかし、実は排卵がなくても生理のような出血は起こるのです。

ちゃんと排卵されているタイミングを知るには、どうしたらいいのでしょうか。

無排卵月経という出血

排卵を伴わない出血を「無排卵月経」と言います。

原因は
①疾病が原因のもの
②薬の副作用によるもの
③生活習慣によるもの
④過度なストレス
などが挙げられ、①と②以外は、原因を特定するのはなかなか難しい状態です。

①②以外の場合、まずは生活習慣を見直すことが重要になるのですが、婦人科を受診して無排卵がわかった場合、クリニックによってはすぐに排卵誘発剤を処方する場合もあります。

お薬には、必ず副作用があります。

そのまま不妊治療に進む予定がなければ、まず生活習慣を見直すことをお勧めします。

排卵を確認する方法

基礎体温をつける

基礎体温を記録することは、妊娠を考える人のほとんどが、最初に取り組むものです。

妊活情報を調べても、まず最初に「基礎体温をつけましょう」と書かれています。

しかし、基礎体温の測定方法は、

① 起床後すぐ、横になったまま測る
② 舌下で、口を閉じた状態で、婦人体温計(小数点以下2位まで測定できる)で測る
③ 可能な限り、毎日同じ時間に測る

と、ちょっと面倒なルールがあります。

例えば、

・朝方トイレに起きた
・ペットの犬が吠えて、何事かと飛び起きた
・夏の朝、部屋の暑さで目が覚めた

なんてことがあると、正しい基礎体温は測定できないことになります。

また、生殖機能はストレスなどの影響を受けやすく、その時の自分を取り巻く環境によっても変わりますし、長期間観察しないといけないこともあり、基礎体温をつけること自体がストレスになることも否定できません。

ただし、測定自体が苦痛でない方には、費用は体温計代だけなので、気楽に始めることができます。

排卵日検査薬

排卵日検査薬は、尿に含まれる黄体形成ホルモン(LH)の量に反応します。

黄体形成ホルモンは、卵子の成熟を促すホルモン。

排卵前に急激に上昇し、排卵されると減少します。

このホルモンが分泌されているかどうか、尿を使って測定するのです。

測定方法は、

・1日1~2回、なるべく同じ時間に測定する

それだけ。

状況によって左右される体温と違い、ホルモン濃度に反応するので、判断が簡単です。

ストレスもほとんどありません。

ただ、排卵日検査薬は費用がかかります。

国内メーカーのものもありますが、頻繁に測定して自分の身体を観察していただきたいので、妊活支援士は安価な海外製のものをお勧めしています。

二人目不妊の場合など、子育てで忙しい時も、検査薬なら継続することができます。

まずは生活習慣の見直しを

私は最初、基礎体温をつけていました。

ガタガタながらも低温期と高温期はあったので、排卵はあるものと思っていましたが、ペットの世話や旦那さんの朝ごはんなど、測定前に条件反射で起きてしまうことが多くなり、測定しなくなってしまいました。

流産後しばらくして、なかなか授からないので、思い切って海外製の排卵日検査薬を購入したのですが、1ヶ月観察しても、ほとんど反応がありませんでした。

半日だけ、うっっっっっっすら反応が出たくらい。

カメラで撮影しようにも、写らないくらいです。

その時はかなりの衝撃でした。

生理は毎月周期的にきちんとあったので、自分ではちゃんと排卵しているものと思っていたのです。

でもホルモン濃度は、排卵を確信させてくれるものではありませんでした。

そこから、ドイツの栄養機能食品を使って、栄養をしっかり摂り、口に入れるものの質を意識し、体質改善に取り組んで3ヶ月。

やっとはっきりした線が、数日にわたって観察されるようになったのです。

これで確信しました。

生活習慣、特に口に入れるものを意識することで、身体はいくらでも変えられるんです!

生活習慣を見直して、しっかり卵子を育てられる身体を作りましょう!