妊活支援士はるみです。
妊活していると、ネガティブ思考のループから抜け出せなくなる時があります。
無理にポジティブになる必要はありませんが、ネガティブにどっぷり浸ってもいいことはないので、できればなるべく早く脱出したいところです。
自分に合った脱出方法をいくつか用意できるといいですね。
ネガティブな気持ちを否定しない
そもそもネガティブな感情は、危険から身を守るために必要なものと言えます。
本能と言ってもいいのではないのでしょうか。
「この方法ではだめかもしれない」
そう思ってダメだった時のことを考えることによって、次の一手だったり、新しい方法が見えてきたりします。
だからネガティブな感情が湧いてきたら、まずその感情を否定せずに受け止めましょう。
そしてその時は必ず、自分が次にどうするべきかまで考えるようにしましょう。
気分を切り替えるアクションを決める
ずっと同じことを考えてしまう時は、
「これでもう考えるの終わり!」
というアクションを決め、その行動をしたらもう考えないというルールを決めておくと、うまく気分を切り替えられるようになります。
ただし、そのアクションを普段やらないような行動にしてしまうのはNG。
「山に登る」とか、「ジュエリーを買う」とか、その行動自体がなかなかできないことだと、気分を切り替えることが余計に難しいと脳にインプットされてしまいます。
なるべく普段からできる、簡単なアクションにしておくことがポイントです。
「コーヒーを飲む」
「柏手を打つ」
「昼寝をする」
「アイスを食べる」
……etc.
もちろん最初からスッキリと気分を切り替えるのは難しいかもしれませんが、何度も繰り返していると、だんだんうまく切り替えられるようになってきます。
ただし、飲食系のアクションにした場合は、食べ過ぎに注意しましょう。
「なんちゃって」で直前の思考や言葉を否定する
どうしてもネガティブな考えが頭をよぎる。
ついネガティブな言葉を口にしてしまう。
そんな時は、語尾に「なんちゃって」をつけることをおススメします。
完全に無かったことにはできませんが、先に考えたことや口に出したことを、軽めに否定することができます。
否定しておくと、脳に「本当はそう思ってない」とインプットすることになり、徐々にネガティブなループから脱出することができるようになります。
思考と栄養
最近は、「思考は栄養で決まる」と言われますが、私たちのホルモンも神経伝達物質も、私たちが食べたものから作られます。
当たり前ですが、材料である栄養が不足すると神経伝達物質が十分に作られなくなります。
ネガティブになっている時をボートで例えると、左のオールだけで前進しようとして、結果的に同じところをグルグルしているような感じ。
前進するためには、右のオールを同様に動かす必要があり、その右のオールを担っているのが、ビタミンB群などの栄養素なのです。
栄養をしっかり摂って、左右両方のオールを漕いで、前に進みましょう!