妊活支援士はるみです。
最近、妊活のメンタル面でのサポートになれば…と、カード占いを始めました。
始めてみて驚いたのは、思っていた以上に「健康について占ってほしい」という要望があること。
そして、ずっと健康でいられるか不安を感じているのに、話を聞くと、健康になるための行動を特にしていない人が多いことにも驚きました。
どんな未来も、全てはあなたの今まで、そしてこれからの選択によって導かれるものですが、実は健康は、結婚やビジネスの成功より、比較的簡単にコントロールできるものなんです。
なぜなら、あなたの身体は、あなたが食べたものでできているから。
病気になることへの不安
「うち、ガン家系なのよね〜、だから不安で」
「親もその親も、代々糖尿だから、自分もそうなる可能性高いのかな、と…」
身内に病気の人はいるけれど、自分は今のところ不調はない。
でも今後のことを考えると、ちょっと不安…。
家系的な疾患を心配している人のほとんどが、ガンや糖尿病、高血圧などを心配しているのですが、実はこれらは「生活習慣病」です。
日本生活習慣病予防協会によると、主な生活習慣病は、
高血圧、脂質異常症、2型糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、高尿酸血症/痛風、肥満症/メタボリックシンドローム、脂肪肝/非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)/非アルコール性肝炎(NASH)、アルコール性肝炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD、肺気腫や慢性気管支炎)肺がん、大腸がん、歯周病
であり、もちろんこのほかにも『「健康的と言えない生活習慣」が関係してしている病気』はすべて生活習慣病になります。
つまり、遺伝的要因だけではかからない病気なのです。
ではなぜ、家族が似たような病気にかかるのか。
それは、生活習慣や環境が似ている状態で生きているからです。
ということは、生活習慣をコントロールすれば、自分自身でその病気を遠ざけることができる、ということなのです。

生活習慣はどうやって出来上がる?
そもそも、今の生活習慣はどうやって出来あがってきたのでしょう?
生活習慣は、自分が子供だったときに一緒に暮らしていた大人の影響を受けて、無意識下で形成されます。
夜更かしな家族の中で育つと、子どもも夜更かしをしがちになったり、常にスナック菓子やインスタント食品がストックされている環境だと、自分が大人になった時にも、そういうストックをするようになります。
同じ食事をし、同じ環境で生活する。
家族が同じ生活習慣の中で生きているのですから、「家系が…」と思ってしまうかもしれませんが、同じような生活習慣で生きているから、同じような病気になりやすい、とも言えるのです。
習慣を変えよう
人間は、「今までと同じこと」をすることに安心感を感じます。
知らない街を歩くと不安や興奮を感じるように、新しいことを始めたり、今までの日常を変えることを、不快に感じるのです。
そのため、無意識に「今までと同じこと」を選択してしまいます。
引越や転職などで、「今までと同じこと」が出来なくなった時は、習慣を変えるチャンスですが、そういうチャンスがない状態で、意識的に選択を変えるには、ある程度強い意志が必要なため、多くの人がそれができないまま病気になり、病気になって初めて生活習慣を見直すのです。
しかし、病気になってから見直すのでは、手遅れになる場合もあります。
特に食習慣は、改善するのに時間がかかります。
体重だけは短期間で落とせても、思考や嗜好を変えられなければ元に戻ってしまうため、無意識下で健康な選択をできるようにするのがベストなのです。
不安があるなら、まだ病気になる前から、健康な生活習慣を意識しましょう。

すぐに変えられないなら
とは言え、不安はあってもそんなにすぐに食習慣を改善できない、というのもよくわかります。
特に食事をすると脳から快楽物質であるドーパミンが分泌されるため、食事をすること自体が幸福感を感じられる手段でもあるからです。
そして、人によってはこのドーパミンによる幸福感を感じたいがために、あるいは糖質の中毒症状から、食に対する依存症になってしまうことも…。

食習慣を変える方法①
食習慣をすぐに変えられない場合、まず手軽にできることは、食事内容を見直し、「より悪いもの」を排除し、「できるだけ悪くないもの」を選ぶことです。
この時に注目するのは、カロリーではありません。
原材料と糖質を見てください。
見るポイントは、糖質の種類、添加物、そして糖質の量。
例えば、洋菓子と和菓子を比較すると、洋菓子の原材料のほうが、謎なものが多く記載されています。
「これなんだろう?」と思うようなものが書いてあったら、避けるようにしましょう。

食習慣を変える方法②
排出してくれる栄養をきちんと摂取しましょう。
どんなに材料をチェックしても、やはり「〇〇が食べたい!」という欲求が抑えられない時はあります。
そんな時は、ビタミン・ミネラル類をしっかり摂って、上手に排出されるようにしましょう。
食べたものが「身」になるまでの時間は、モノによって違いますが、すぐに脂肪に変わるわけではありません。
脂肪に変わる前に、スムーズに身体の外に出て行ってもらうために、ビタミン・ミネラル類は必要なのです。
食習慣を変える方法③
仲間を作って状況を共有することも、習慣を変える大きな助けになります。
一人で改善しようと頑張っていても、「今までと同じこと」を選択する安心感に負けてしまうからです。
仲間の成功体験は自分の成功のイメージにもつながり、ひとりで悩んでいたことに、自分では考えつかなかった解決法が見つかったりするのです。
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