妊活支援士はるみです。
あなたの内臓は温かいですか?
内臓(身体の深部)が冷えていると、病気はもちろん、いろいろなトラブルの原因になります。
暑がりな人も、意外に内臓は冷え切っている可能性があります。
特に婦人科系のトラブルは、冷えによる影響が大きいと言われています。
腰や背中が冷たい?
冬の通勤電車などで、太っている人が暑がっているのを見かけることがありますが、私も太っていた時はそうでした。
冬もそこまで厚着してなかったし、5人のきょうだいの中では一番病気知らずだったので、健康については何の心配もしておらず、逆に根拠のない自信すら持ってました。
それが。。。
ある日、ヒーリングの勉強をしている友達に身体を触ってもらった時に言われたこと。
「腰から背中にかけて、めっっっちゃ冷たいよ💦」
まさか~(´ω`*)
…と、自分でも触ってみて、びっくりしました。
自分自身はぽかぽかしてるような感じがあるのに、腰の周りだけ本当に冷たいのです。
その時は太っていたので、冷え性とかの実感はなかったのですが、その後、30キロほど痩せたら、今度は普通に末端冷え性になりました…。
栄養をしっかり摂るようになったら、末端冷え性は良くなりましたが、内臓の冷えは、今もまだ改善途中です(^^;
自分の腰を触ってみて、わきの下やお腹などと、比べてみてください。
あなたは、温かいですか? 冷たいですか?
身体が冷え切ったら、どうなる?
「寝るんじゃない! 寝たら死ぬぞ!」
ドラマなどの雪山で遭難したシーンで、聞いたことないですか?
雪洞の中で救助を待つ間、一人の意識がもうろうとし始めた時に、もう一人が叫ぶ。
…実際は寝たほうがいい場合もあるそうですが、低体温症では、35℃くらいで震えが見られ、34℃くらいで眠気を感じるようになり、多臓器不全など、重篤な症状を引き起こします。
実際の生活で低体温症になることはそうそうないと思いますが、身体が冷えると血流は悪くなり、寝る時もすぐ寝付けなかったりして、睡眠の質も悪くなります。
冷えが原因だと思われる、身体の不調
・肩こり、腰痛…身体の血流の悪化によるもの
・アレルギー…腸の血流が悪くなったことが原因の免疫力低下によるもの
・不眠…入眠スイッチがうまく入らないことによるもの
・胃腸トラブル…冷えによって動きが悪くなり、消化器に負担がかかる
・むくみ…冷えると水分をため込む
・生理不順、婦人科系トラブル…冷えて血行が悪くなり、酸素と栄養が不足することによる
内臓から冷える原因
内臓が冷える原因として考えられるものをいくつか紹介します。
鎮痛剤の摂りすぎ
いつも飲んでいる鎮痛剤の外箱の、効果効能を読んでみてください。
「解熱」と書いてありませんか?
そのお薬は、つまり「熱を下げる効果がある」ということ。
日常的に摂取していると、ずっと身体を冷やし続けていることになります。
水分の摂りすぎ
「健康のために、1日2リットルの水を飲みましょう」
とよく聞きますが、飲む量と飲み方に注意しましょう。
身体が処理できない量を急激に摂ったりすると、身体にたまって、冷える原因になります。
とは言え、成人の身体の60%は水分ですから、きれいな水に入れ替えることは大事です。
身体と相談しながら、自分に一番いい飲み方、飲む量を見つけましょう。
甘いものなどの摂りすぎ
白砂糖や小麦粉など、精製されたものは身体を冷やすと言われています。
精製されると、ビタミンなど栄養素が排除されるため、燃焼するために他のもので吸収した栄養を使ってしまいます。
すると身体の他の部分に回る栄養が足りなくなり、熱(体温)を生産することができなくなります。
また、甘いものを摂取すると血糖値が上がりますが、血糖値の急激な上昇を抑えるために、インスリンが分泌されます。
それがまた体温を下げる要因になっているのです。
どうしても甘いものを食べたいときは、フルーツに置き換えるか、はちみつや黒糖など、糖分以外の栄養が入っているものを使っているスイーツを選びましょう。
夏の冷房などで体温調節機能が衰えている
夏は部屋を冷房し過ぎていたり、温度差の激しい場所を行き来することで自律神経が混乱し、バランスを崩します。
その結果、体温調節機能がうまく働かなくなります。
体温の維持は血液の循環によって行われるので、血流が悪い場所は体温が維持できず、冷えていきます。
さいごに
手足などの末端冷え性と、内臓の冷えは別物です。
手足が冷えてないからと言って、内臓も大丈夫、ということはありません。
普段から自分の身体を意識して生活してみてください。