家族の健康のカギを握っているのは

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栄養関連
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妊活支援士はるみです。

一人暮らしの場合、自分の健康のカギを握っているのは自分自身ですよね。

では、家族で暮らしている場合はどうでしょう?

私たちが子供だったころ、家族の健康のカギを握っているのは誰でしたか?

 

母乳が栄養不足

「赤ちゃんは母乳で育てたい!」

そう思うお母さん、少なくないと思います。

母乳って、栄養たっぷりな気がしますよね。

でも最近、母乳の栄養不足による、赤ちゃんの成長不良が見られるそうです。

具体的にあげると、代表的なものは

・低身長、低体重
・栄養失調
・貧血
・便秘
・発達障害

など。

母乳は母親の血液から作られます。

つまり、母親がきちんと栄養を摂れているかどうかが大事。

急激に成長していく赤ちゃんにとって、栄養不足と酸素不足は大問題です。

発育が遅れるばかりか、後々どんな影響があるかわかりません。

普段から、まんべんなく栄養を摂取できるよう、できるだけ意識して食事をしましょう。

 

家族の健康のカギを握るのは

家族の健康のカギを握るのは、いったい誰でしょう?

それは

「食事を作る人」

です。

多くの家庭では母親が食事を作っているのではないでしょうか。

私たちの身体も心も、食べたものでできていますが、

ボディビルダーを目指したいとか、特別な目的がない限り、

多くの人は口に入れるものを意識せず、「出された食事を食べて終わり」ということも多いと思います。

出された食事に栄養が足りていなかったら?

健康でいられるでしょうか?

 

菜食主義だと貧血になりやすい?

私たちの身体のすみずみに酸素を運んでくれる赤血球。

この赤血球が酸素を運べるのは、鉄分のおかげです。

鉄分が不足すると、赤血球が十分作られず、身体中に酸素が足りなって貧血症状が出てきます。

この鉄分、動物性のものが吸収されやすいのですが、

菜食主義でお肉やお魚を食べない、という人は、貧血傾向が強いようです。

特に親が菜食主義でお肉やお魚が食卓に並ばない、という環境で育つと、

鉄欠乏性貧血や巨赤芽球性貧血などを起こす可能性が高くなり、

成長期に酸素と栄養が足りない状況になります。

大人になってからであれば、身体も出来上がっているので、そこまで悪い影響は出ませんが、

子供の時の食事は、健康な身体を作るためにも、どんな栄養も摂れるように食事を用意することが大事です。

※野菜から鉄分を取る場合は、ビタミンCと一緒に摂ったり、吸収を阻害する物質を摂らないようにすると、少し吸収率があがるそうです。

 

気づいてからでは遅い?

「そんなの知らなかった! 産む前に言ってほしかった」

そんな気持ちになるのも分かります。

でも、知らなかったものは仕方ないんです。

知らないことは実践できません。

「知った時が一番早いとき」なので、

このブログを読んだら、すぐに栄養について意識を向けてほしいと思います。

始めるのが遅かったとしても、やるのとやらないのとでは、待っている未来が違います。

最近は、

『発達障害の子供に栄養を十分与えたら、改善した』

という内容の本も出版されています。

それだけ、私たちの健康は食べるものの影響を受けています。

気づいて、意識しさえすれば、変えられるものはたくさんあります。

 

さいごに

家族の健康のカギを握っているのは、食事を担当している人です。

特に子供は、親が与えた食事で育つので、食事を作る側の意識次第で、子供の健康や発育が変わってきます。

基本的に、食べ物から摂る栄養が一番効率よく吸収され、身体に負担をかけません。

例えば一般的な鉄や葉酸のサプリメントでは、含まれている鉄や葉酸が吸収されにくい形のもので、ほとんど吸収されないと言います。

もし自分に栄養が足りてないと感じて、何かで補おうと思ったら、食べ物から摂る栄養と同じように、それはあなたの未来に影響するものです。

その時は適当に選ばず、しっかり吟味してくださいね。