妊活支援士はるみです。
ホルモンが足りていない状態は、Wi-Fiの電波が弱い状態と似ている気がします。
脳からの指示が途切れ途切れになって、ちゃんと伝わらない。
情報の更新が遅いので、イライラする。
あなたの身体の中で、伝達はスムーズに行われていますか?
ホルモンバランスが乱れる原因
ホルモンのバランスが乱れるとき、
・ストレス
・加齢
・生活習慣
が原因として挙げられますが、最近では、栄養不足が引き起こす「ホルモンの材料不足」も原因のひとつとなっています。
ホルモンは「湧いて出てくるもの」と思っている人もいますが、実際は、ホルモンも私たちが食べたものから作られているのです。
ホルモンの材料は
ホルモンの材料は、アミノ酸とコレステロール。
つまりたんぱく質と脂質です。
十分なホルモンを作るためには、材料であるたんぱく質と脂質と、それらをホルモンに換えるためのビタミン・ミネラル類を十分摂る必要があります。
しかし、現代の食生活は、糖質(主食)メイン。
たんぱく質は摂取量が少なく、細胞の入れ替わりなど、身体中で使われるのに、需要に見合う供給ができていません。
脂質は、エネルギー源でもあるのですが、エネルギーに換えるためにはビタミンなどの力が必要なため、エネルギーに変換する栄養が足りず、身体に蓄積されてしまいます。
結果的にホルモンを作る材料を用意できず、ホルモンのバランスが乱れる状態になってしまうのです。
ホルモンバランスの乱れが原因?
疲れやすい、眠れない、汗をかきやすい、生殖器の不調など、身体が今までと違う状態になったら、それはホルモンバランスの乱れが原因かもしれません。
また、特定のものを摂りすぎるのも、ホルモンバランスを乱す原因になります。
例えばイソフラボン。
「エストロゲン」という女性ホルモンと似た働きをします。
女性らしい身体を作ると言われていますが、その効果に期待して摂取しすぎると、
・老化を加速
・子宮筋腫の発症・悪化を助長
・多嚢胞性卵巣の発症・悪化を助長
・乳腺や乳房のトラブル
・子宮内膜や子宮頚管のトラブル
など、身体の調子をおかしくしてしまう原因になるのです。
10年後、どうしていたい?
ホルモンバランスが乱れた場合、何もせずに回復することは期待できません。
そしてその状態が続くと、更年期障害の症状として挙げられる身体の不調に、男女関係なく悩まされることになります。
今から食習慣を変えるか、将来病院で治療を受け続けるか。
10年後、どういう生活をしていたいですか?