妊活支援士はるみです。
血行が悪くなると、妊娠力も落ちてしまいます。
手足が冷えていませんか?
冷えは血行が悪くなっている証拠です。
そこで、冷えの原因と改善方法を探ってみました。
身体が冷える原因
血行不良
血液のお話でも書きましたが、私たちの血液には、酸素と栄養分を身体のすみずみに運ぶ働きのほかに、体温を調節する役割もあります。

しかし、血行が悪くなると、滞った部分の体温の調節ができなくなってしまいます。
「血行が悪い」ということは、「身体に酸素と栄養が行き届かない」ということ。
手足だけでなく、卵巣や子宮、精巣にも、しっかり酸素と栄養を届けるために、血行を良くすることが大事なポイントです。
自律神経の乱れ
自律神経は、私たちの身体の内部環境を整える神経です。
乱れると、頭痛、疲労感、体温の異常など、さまざまな症状が見られます。
冷え性の以外にも、自律神経の乱れが原因で、低体温になることも。
自律神経の乱れは他の面でも影響するので、普段からバランスを崩さないよう、生活を工夫することが大事です。
筋肉の不足
寒くなると、ブルブル震えたりしますよね。
あれは筋肉が振動することによって、熱を発生しようとするためです。
筋肉は、熱を発生させることができます。
この筋肉量が少なければ、当然熱の発生量も少なくなるため、体温が低くなってしまいます。
デスクワークなど、普段あまり動かない人は、席を立つ回数を増やして筋肉を使うチャンスを増やしたほうがいいかもしれません。
食事の量が少ない
ご飯を食べた後、身体がポカポカすることがありませんか?
食事で摂取した食物は、代謝され熱エネルギーを発生させます。
摂取する量が少ないと、発生する熱エネルギーも減り、身体が冷える傾向が強くなります。
これは手足の冷えに多く見られる原因だと言われています。
冷えの改善方法
改善方法は、調べるとたくさん出てきます。
すべてやる必要はありませんが、自分の身体のどの場所が冷えているのかを確認して、冷えている部分を温める方法を実践しましょう。
運動
ウォーキングやストレッチなど、軽めの運動で十分です。
全身を使う動きは、身体全体が温かくなります。
もし子宮や卵巣など、奥の臓器までピンポイントで温めたい場合は、インナーマッスルを鍛えるストレッチなどを行いましょう。
使った筋肉が熱エネルギーを発生するので、温めたい臓器の近くの筋肉を使う動きを行うといいでしょう。
食事
食事は量も内容もしっかり摂りましょう。
熱エネルギー源であり、栄養源です。
できれば食事の際、身体を温める食材を選ぶようにするとさらに効果的です。
入浴
身体を温める意味もありますが、自律神経を整える意味でも、入浴は大事です。
熱いお湯でサッと終わらせるのではなく、少しぬるめのお湯に、しっかり浸かるようにしましょう。
人によって、心地よい温度は違います。
ネットで調べて「〇〇℃がいいらしい」というのも悪くありませんが、自分が心地よく温まる温度を見つけましょう。